より美しく、より鮮明に

通常より、さらに高品質な印刷をお求めのお客様に適した印刷技術として「高精細印刷」があります。一般的なオフセット印刷では、1インチに175の網点(175線)で表現していますので40~50%付近の網点に右画像のような亀甲模様(ロゼッタパターン)が目立ちますが、高精細(300線)で印刷すると肉眼で認識できないほど網点がより細かくなるので、目につきません。 また、モアレを軽減させる効果もあります。

印刷線数比較サンプル

下画像は弊社にて印刷した、AM 175線・AM 300線・FMスクリーン印刷の比較画像になります。

拡大することによって、従来の印刷方法と高精細印刷での表現の違いが見て分かります。通常の印刷物より写真・画像のクオリティを求められる写真集やキャラクター関連の印刷に向いています。

AMスクリーンとFMスクリーンの違い

AMスクリーンとは?

→通常の印刷物はAMスクリーンで印刷されています。 その原理は網点の大きさによる濃度の再現、つまり濃度の高い(色が濃い)所は網点が大きく間隔が狭くなり、薄くなるにつれ網点が小さく間隔が広くなります。その為、薄い色での表現(細い線等)は難しくなります。ただ、インクが紙に乗りやすい特性があるので、凹凸のある紙への印刷は、FMスクリーンよりも高品質に仕上がる場合もあります。

FMスクリーンとは?

→AMスクリーンに対して、FMスクリーンは細かな点の密度で諧調を表現します。点が細かである為、細部の再現性が高まり、鮮やかな色の表現が可能となります。不規則な点の集まりで色を表現するので、AMスクリーンで発生するモアレやロゼッタパターンが発生しません。ただし、ランダムに見える点の配置により、平らな色調(平網)の部分ではザラツキ感が出る場合もあります。

弊社では高精細印刷を標準仕様として兼ね備えておりますので、お客様のご要望に合わせた印刷方法の 1つとしてご利用頂けます。

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